「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人」小島誠志氏(1/3)

「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人」日曜礼拝番組 全地よ 主をほめたたえよ・日本基督教団久万教会・小島誠志氏

「医者を必要とするのは丈夫な人ではなく病人」より
日曜礼拝番組 全地よ 主をほめたたえよ
日本基督教団久万教会・小島誠志氏

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「イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、『わたしに従いなさい』と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、イエスや弟子たちと同席していた。ファリサイ派の人々はこれを見て、弟子たちに、『なぜ、あなたたちの先生は徴税人や罪人と一緒に食事をするのか』と言った。」(マタイによる福音書9章9~11節)

この「食事をする」とは、「仲間になる」という意味があります。そして「罪人」という言葉も、何か悪いことをしたという意味ではなく、非常に貧しくて神殿の礼拝を守れない、掟を守れない人たちのことです。なぜそんな人と食事をするのかと。それに対してイエスは答えられました。

「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。」(9:12)

徴税人や罪人は、普通の健康な社会からは脱落した人間と見られています。しかし、そういう人間こそ医者の助けを必要とする。つまりイエスはご自分のことを医者と言っているんです。病人を癒やすため、仲間になるために、こうやって一緒に食事をしているんだと。