「あまりにも都合が良すぎる『新しい契約』」須田拓氏(1/3)

「あまりにも都合が良すぎる『新しい契約』」日本基督教団橋本教会 説教・須田拓牧師

「あまりにも都合が良すぎる『新しい契約』」
日曜礼拝番組「全地よ、主をほめたたえよ」
日本基督教団橋本教会 説教・須田 拓 牧師

聖書:エレミヤ31章23~34節 >>聖書を読む

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神に逆らい続けたイスラエルの

イスラエルは苦難の歴史を歩んでいました。アッシリヤという大きな国の脅威にさらされ、さらにはエジプトに支配され、今度はバビロニアに包囲されてエルサレムは陥落、神殿も焼き払われてしまうのです。その彼らにエレミヤははっきりと言うのです。

「わたしが彼らの主人であったにもかかわらず、彼らはこの契約を破った、と主は言われる。」(32節)

私たちは、旧約聖書全体を通して、イスラエルの先祖たちがいかに神に従ってこなかったかをよく知っています。心が頑なで、エジプトから脱出させて下さった時も、神様を信頼せず、神様ご自身が守り率いているのに、王が欲しいと言い、そしてその王様も異教の神々を拝むようになっていきました。

しかしエレミヤがこう言うのは、今の苦労はあなた方の先祖のせいだ、と言うだけでは決してありません。あなた方自身も同じではないかと。だから今の苦難はあなた方自身の故でもある。エレミヤはそう語り続けてきたんです。そして現代に生きる私たちもまた、神様を信じようとしない、従って行こうともしない。そういう同じ問題を抱えているのではないでしょうか。