「神に向かって歌え、私の心よ」平野克己氏

そのとき、聖霊が、その病室に吹き渡っている。
ヨハネによる福音書では、主御自身が、復活なさった日に、弟子たちの前に立って、ふうっと息を吹きかけた。

「聖霊を受けなさい。」

墓からよみがえったばかりの、第一日の息吹、二千年の教会の人たちと歌い続けます。

人と人とが殺し合い、またそれが当然だという閉塞感いっぱいの時代を、幾度も繰り返してきた。

けれども
「主われを愛す。」

その歌を歌った人は死にました。しかし、新しいことがはじまったのです。

ある人が言いました。
「早く行きたいなら一人でいけ。けれども、遠くまで行きたいならばみんなで行け」。
私たちは歌を歌いながら、ともに歩むのです。

「わが心よ歌え!神にむかって」。
(文責・月刊誌編集部)