【聖書:マルコによる福音書15章33~40節】
昼の十二時になると、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。三時にイエスは大声で叫ばれた。『エロイ、エロイ、レマ、サバクタニ』。これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。…イエスは大声を出して息を引き取られた。すると、神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けた。百人隊長がイエスの方を向いて、そばに立っていた。そして、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、『本当に、この人は神の子だった』と言った。また、婦人たちも遠くから見守っていた。